2007年 11月30日 「製作日記006」

さて、マスキングができたら、いよいよ塗り作業です。

水を多めにして溶いた絵具をだいたい3〜4度塗りします。

塗って、乾かして、塗って、乾かして。
ひたすら繰り替えして、シルク印刷したような均一なベタ面を作り出します。

筆は、なるべく柔らかい下地塗り用の大きな平筆を使用します。
これでも筆の塗りムラが出るので、
最後は撫でるような繊細なタッチが要求されます。

筆を早く走らせると均一に絵具が伸びますが
マスキングの凹凸部分で泡立って気泡がついてしまいます。
かといって、ゆっくりすぎると筆のムラが残る。

この辺の微妙な駆け引きは、人間関係の機微に通じます。








2007年 11月22日 「製作日記005」

さて、いよいよ塗り作業、とその前に
今回描く絵のおおまかな全体像をご紹介しておきます。

一番初めのミニラフが左の画像です。

よくもまあこんなにくだらない絵を大きなキャンパスにと
我ながら感心します。


この日記は、だいたい週末に撮りためた写真を
適当にピックアップして更新しています。
従って今現在は、昨日の日記よりもっと塗り進んでいるんですが
それでも進捗状況はかなり遅れ気味。

塗り作業は、だいたい3〜4割くらいしか終わっていません。

完成予定は、この週末3連休中です。
来月からは別の絵に取り掛かることになっています。

私は締切が迫ると燃えるというかっこいい性格ではありません。
夏休みの宿題もしっかりコンスタントにこなすタイプでした。
従って、現在のところかなり冷や汗ものです。













2007年 11月21日 「製作日記004」

色作りが済んだところで
やっとキャンパスに向かいます。

原寸に出力した図案をトレースして
同じ色で塗るとことをマスキングしていきます。

これが大変です。

マスキングの継ぎ目が多いと
そこから絵具がしみ出してしまうマスキングミスの確率も上がります。
それを防ぐためにどれだけ効率的にマスキングできるか、工夫どころです。
テープの際を丸いペンの頭で擦って、隙き間をなくす地道な作業も欠かせません。

テープを張る

テープをカットする

テープの際を擦る

写真はその作業3点セットです。


うーん、見るからに地味だ。












2007年 11月19日 「製作日記003」

キャンパスの下地作りが終わっても、
準備作業はまだ続きます。

今度は色作りです。

出力で色のイメージを作ったら
それにぴったりの色を絵具で調合する作業です。

これがなかなか手こずります。

まず、接着力とツヤを出すために混ぜるグロスメディウムのせいで
乾く前と後とで大きく色が変わります。
絵具の厚塗り具合でも色が変わります。

ちょっと塗っては乾かして色確認という流れを
延々と繰りかえします。

そして、絵具を混ぜるときも気をつかいます。

普通に筆で混ぜると、気泡が入り放題です。

そこで、ケーキ作りようのゴムべラで
やさしくゆっくり根気強く混ぜなければいけません。

あらかじめ作る色を決めて、ナンバリングした出力と見合わせながら
全20色中、一気に7色まで作りだめしました。

さすがに飽きます。







2007年 11月16日 「製作日記002」

下地塗が乾いたら
次は下地のやすりがけです。

絵具の発色をよくするために
できる限り塗面を均一にします。

削りカスの白い粉にまみれながら
一心不乱に擦り続けます。

ここまでやる必要があるのかという疑いの心に負けず
ひたすら擦り続けます。

上に塗る絵具を厚塗りしてしまえば
そんなに下地に神経を使うことはないかも知れませんが
私はできるだけ、絵具をさらさらのままで薄く塗り付けたいので
ここは妥協せず、擦ります。







2007年 11月15日 「製作日記001」

来年1月29日から始まる「ケチャップマン原画展」に向けて
新しく大きな絵を描き始めています。

このサイズ、しかもキャンパスに描くのはこれが初めてです。

いろいろ試行錯誤しながら製作している風景を
日記にアップすることにしました。


まずは第1段階。

キャンパスの下地塗りです。

P20号(727×530)のキャンパスを4枚
順繰りに塗って、乾かして、を3回繰り替えします。

最初はなるべく薄く塗って、後に行くほど厚塗りするようにすると
鏡面のように均一な塗装面が作れるようです。

狭い部屋に塗り立てのキャンパスをところ狭しと並べます。

こ、腰がいたい!







2007年 11月7日 「歯の抜ける夢」

最近よく見る夢は
歯がぼろぼろと抜けてゆく夢です。

あー、恐ろしい!

知り合いに言ったら
それは確実にストレスだと診断されました。

確かに仕事が最近忙しい。

疲れが左の絵にもよく表れていますね。
集中力のなさと、散漫な意識が、
手に取るように感じられます。



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